塩見みゆき通信

市政の情報や千里丘地域、岸部・南正雀地域の活動をご紹介します。

井口さんの被災地レポート 益城町から最終報告

5月18日、益城町総合体育館より最終報告
震災が発生して一か月、当初は混乱していた避難所生活も少しずつ落ち着きを取り戻しつつあります。現在避難所暮らししている人は体育館560人、テント・車中泊含めて1300人、夕食弁当は1750食を提供しています。
 家の片づけやライフラインが通り、少しずつ減りつつはあります。が、館内はまだまだ過密状況で通路にもたくさんのひとが生活されています。
 下水道工事が終了してようやくトイレが使えるようになりました。ありがたい事です。外の仮設トイレは高齢者が生活する上で最大の難関でした。
 住民の方の健康状態が心配です。周りに気を使いながら咳をする人が多く、発熱も多くみられます。心労がつのりイライラする方も多いです。
 私のかかわっている高齢のご夫婦は、震災までとても穏やかに過ごされていました。桜餅を作ろうと餅米を仕込んで寝た夜のことでした。突然の自身で家は全壊、避難所生活が始まり夫は歩けていたのが寝たきりになり、身体の自由のきかない妻が介護できず途方にくれている時に出会いました。その後落ち着きを取り戻し、歩けるようになったら、今度は認知症が進行し妻に対し、きつく当たることがあり、徘徊が始まりました。疲れ切った奥様は朝私の顔を見るなり涙ぐんで「もう限界でする」と言われました。周りのサポートスタッフが施設入所を勧める中、隣近所の住人さんたちが言われました。「ここにいる間はみんなは家族やけんみんなで見ていこう。夜は私達が見るけん一緒に頑張ろう」と。
 そんな素敵な絆が生まれてきています。私もその家族の一員に加えていただいたのですが、残念ながら避難所の体制が新しくなり個人ボランティアは活動できなくなりました。自分の仕事はスタッフに引き継ぎ、昨日避難所を後にしました。
 温泉に一泊して休養し、明日からは南阿蘇に入ります。


志位委員長が避難所を訪れた時も傍らに井口さんの姿がありました。
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[ 2016/05/25 15:04 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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